Dancer, Choreographer Rina Kato

プロフィール Profile

かとう りな

ダンス・作品制作との出会い

2000年生まれ。東京都出身。 児童舞踊・モダンダンスを平井允浦、久能木晶子に師事。中学生の時に、初めてソロのダンスを創作し、作品制作の楽しさに気づいたのがきっかけで、大学入学時にコンテンポラリーダンスに出会い、ダンスの作品制作について本格的に学び始める。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。卒業後は日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻に進み、在学しながら本格的に外部に向けてダンス作品を発信し始める。

大学院在学中の研究・活動

大学院では主に「開かれる舞踊作品」をテーマに、「ダンス」による「観客」とのコミュニケーションや、コンテンポラリーダンスをより身近に親しみを込めて楽しんでもらうにはいかなる制作アプローチがあるのだろうか?ということを探り、舞台芸術について引き続き学び・制作しながら舞台のみに囚われず、葛飾区金町南口商店街主催「金町フェスタ2022」では地域の人に向けたちびっこ参加型野外ダンスパフォーマンスや、現代舞踊協会主催「アウトリーチProject:劇場外での実践と地域へのコミットメント」に参加、ふと道ばたを歩いている人も観られるような”第四の壁”を限りなく薄くした制作にもトライする。
 修士制作「 」では上記の活動の経験を活かしながらあえて「劇場」に立ち返り、「プロセニアムアーチをいかに超えていくか」を軸に舞台上でのダンス作品発表を行い、合わせてアフターディスカッションも設け、ダンスを介したコミュニケーションの在り方についてますます考えるようになる。

現在の活動

卒業後の現在は、ダンサーとしては長谷川まいこ・坂田守主宰のTarinof dance companyにて2024年「死と乙女」公演プロジェクトメンバーとして活動中。さらに、MVや映像作品への出演などもしている。
 また振付家としては、SAI Dance Competition2024にてソロ作品「absence」を発表。「Japan & Korea Project」に共同振付家として選出され韓国振付家とともに次年度に両国で作品を発表予定。さらに継続して地域イベントのパレードや周年記念事業の振付に参加するなど、ダンス作品を社会に「開いていく」活動も積極的に行っている。

受賞・招聘歴

2021.07
第53回埼玉全国舞踊コンクール創作舞踊部門埼玉県教育委員会教育長賞(第2位)

2022.03
日本大学芸術学部芸術学部長賞

2024.03
日本大学芸術学部澤本徳美賞

2024.05
SAI Dance Festival 2024 Competition 「Japan & Korea Project」(韓国) 招聘